一般相対性理論における時間の遅れ

一般相対性理論においては、重力は空間(時空)を歪ませ、時間の進みを遅らせる。このため重力場の存在する惑星上では、重力の無い宇宙空間に比べて時間がゆっくり進む事になる(地球上で1年当たり10億分の3秒)。
例えば全地球測位システム(グローバル・ポジショニング・システム、GPS)では、地球上の正確な位置を測定するために、GPS衛星の周回運動による時間の遅れと重力場の有無によるシグナル到達の時間の遅れを考慮する必要がある。地球上の測定器が受信する信号が正確に処理されるように、衛星側の内蔵時計は毎秒10億分の4.45秒だけ遅く進むように補正が行われている。